肥料

マンションで胡蝶蘭を育てる4「洋ランの肥料」

 

ようやく秋らしくなってきましたが、東京の日中はまだ少し汗ばむほどです。
胡蝶蘭「ランラン」は心地よい風の中で、葉をピンと元気よく伸ばしています。
(見るたびに、日焼けさせてしまったことが悔やまれます・・・)

 

ランランの様子

ランランの様子

 

暑さも和らいだところで肥料を施そうと、プロトリーフの「洋ランの肥料」を用意しました。

 

洋ランの肥料

洋ランの肥料

 

パッケージの目立つところに「オキサミド配合」と書いてあります。
オキサミドは化学合成でつくられた物質なのですが、土の中に生息する微生物によってゆっくりと分解されていくという性質があります。見た目は水に溶けながら肥料効果を発揮する錠剤型の水溶性化成肥料と同じですが、オキサミド配合の肥料は水に溶けにくく、微生物に分解されたときに植物に有効な肥料成分として吸収されます。

そのような性質から、肥料の効き目は緩やかでゆっくり、安定的です。効果はゆっくりですが土の中の環境を急激に変化させないので、微生物の住む環境に負担をかけたり繊細な胡蝶蘭の根を傷めたりする心配がないところが魅力です。
植物の株元に置いておくだけという点も簡単で使いやすいですね。

 

肥料を置いたところ

肥料を置いたところ

 

洋ラン栽培の得意なスタッフに聞くと、初心者はとにかく肥料をたっぷり与えすぎて失敗することが多いそうです。
水溶性の液体肥料をやるときも、「ごく薄いことが大切」と教わりました。
確かにヒトも同様、いきなり大食いをすると具合が悪くなりますね。

日ごとに太陽の角度は変わっていきます。庇の下で胡蝶蘭を育てるようになってから、陽のあたる場所、陰のできるところが季節ごとに大きく変化することに気付き、一言で南向きと言っても植物にとっては単純ではないのだということがよく解ります。

花が咲く日を心待ちにしながら、引き続き環境に注意を払ってみていこうと思います。

 


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マンションで胡蝶蘭を育てる2「水遣り・肥料・葉磨き」

 

その後の胡蝶蘭「ランラン」は順調に育っています。

テラスの庇の下では明るすぎるかな、と心配していましたが葉が焼けてしまうこともありません。

経過をご紹介しますと・・

 

ランラン:葉の様子

ランラン、植え替えして間もない頃の葉の様子

 

がっちりとして元気そうですが、私としては葉の表面に何やら白く浮いているのが気にかかりました。

これは水道水による塩素が原因とのことです。水やりはなるべく置き水を使って、葉を拭いてやると

少しずつましになると聞き、実行しています。

 

傷ついたランラン

葉の表面に傷をつけてしまいました

 

ショックなことに、魚の世話をしているときにうっかり鉢をスタンドごと倒してしまい、

ランランの葉の表面に傷をつけてしまいました。これはどうにも直らないそうです・・・

 

そんなことがありながらもスクスクと育ち、新芽が出てきました。

 

ランランの新芽

新芽が出始めたところ

 

小さい芽を発見した朝はとても嬉しいものでした。

このあたりで少し葉の緑色が薄くなりかけたような気がしたので、水遣り時にはごく薄い

液体肥料を与えています。「ごく薄い」というのは何故かというと、夏の暑い時期は

胡蝶蘭も同じように暑くてちょっとバテ気味。人間と同じで濃いものは要らないのだそうです。

面白いもので、胡蝶蘭は、心地良いと感じる気温や湿度が人間とほとんど同じらしいのです。

そう思えば、自分の感覚で乾燥具合も察知できそうです。

 

現在のランランは上の写真からはかなり芽も伸び、まさに成長時期を迎えている様子です。

この写真は水遣りをしているところです。

 

ランランの水遣り

ココヤシのチップ、洋ラン用「土ブロック」の芯までしっかりと水を吸わせるために、
10分ほど水に浸しているところ

 

 

あれ!水にすっかり浸かっているけれど大丈夫?と思われるかもしれませんが、胡蝶蘭の水遣りでは

よく行われる方法なのだそうです。写真のようにドボン!と浸けていると、まるで水風呂に入っている

かのようで、見ている私も涼しくなります。

お天気の良い日が続いているので、乾いたら「水風呂」を行っています。ちなみに入れっぱなしにして

忘れないように、タイマーで10分間を計っています。

そういえば、葉の表面の塩素分がかなり消えてきたと思いませんか?思ったよりも頑固なもので、簡単には

取れません。せっせと磨いて(?)いこうと思います。

 

 


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三つの春

お彼岸を過ぎ、朝夕は寒いながらも日差しは春。
日中は大分暖かくなります(花粉もすごいですが)

沈丁花(ジンチョウゲ)Daphne odora も
あたりに爽やかな春の香りを漂わせていますね。
一鉢でも存在感がありますので、来年に向けていかがでしょうか。

 

横浜あたりでもまだ「梅」が見頃です。
ホーホケキョも鳴いていますね。

クリスマスローズも花盛り。
例年に比べ1~2ヶ月遅い印象。
今年の冬の寒さを改めて感じます。

桃の花もちらほら。
桜は2週間は遅いでしょうか。


今年のお花見はいつかな?

 

日本三大桜にも数えられる「滝桜」(しだれ桜)がある
福島県の三春町は、「梅」「桃」「桜」の春を彩る花が
一度に咲くことから「三春(みはる)」と呼ばれます。

※「三春滝桜」はエドヒガン系のベニシダレザクラで、
 樹齢1000年以上。見ごろはは例年四月下旬ごろです。 
 

今年の冬は、長く厳しかったので
あちこちで「三春」になるかもしれませんね。

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クリスマスローズな季節

今年の冬は、寒いっ。
 
低温で、お野菜が育つのが遅く、高騰していますが、クリスマスローズもツボミのあがりが遅く各地でのフェアや展示会などにもヒヤヒヤ?
とはいえ、開花鉢のシーズンとなり、園芸店や展示会で様々なクリスマスローズが咲き競っています。
  
冬に庭を彩る花としてお花を好きな方の認知度は高くこの10年で八重咲き(ダブル)やセミダブル(半八重)などバリエーションが増えました。価格的にはお手頃な苗も増え、手に入れやすくなりましたね。
(9cmポット苗だと開花まで2~3年かかることも。)
 
ヘレボルス ダブル(八重咲き) ブラック系
人気の黒系はさすがにイイお値段?
ダブルだとさらに倍?(ダブルだけに…)
 
実生で個性的な品種も続々生まれていますが、今年もゴールド系は高値(高嶺)の花でしょうか。
原種も年々注目が高まっています。
(園芸の世界では、極めると「原種」にもどるという法則も。)
ヘレボルス ゴールド系
 
「クリスマスローズ」と一般的によばれていますが、
本当のクリスマスローズは↓ Helleborus niger のことを差します。 
クリスマスローズ Helleborus niger

これが本当のクリスマスローズ
Helleborus niger

ヘレボルス(Helleborus)の仲間には15種の原種があるとされ、その一つがこの Helleborus niger 
クリスマスの頃に咲くことから「Christmas rose」。日本では、ほかのヘレボルスの仲間もまとめて「クリスマスローズ」と呼ばれてしまっていますね。

【管理】
寒さには強いのですが暑さに弱い性質があり、夏は休眠します。低温期が植え替え時期となります。
購入した開花株も、鉢の中は根がいっぱいになっているので、根鉢を崩さずひとまわり大きな鉢に植え替えると水の管理などもしやすくなります。

■オススメの土&肥料
クリスマスローズの土、肥料
 プロトリーフのクリスマスローズの土、肥料

販売されている開花株などは、温室育ち。寒さに強いクリスマスローズでもいきなり外で霜にあたるとぐったりしてしまうことも。(秋から外に植えてあれば大丈夫なのですが)
環境に慣れるまでは、寒い日だけでも軒下や玄関に。(とはいえ、暖房の効いた室内だと気温が高く開花が進んでしまい、日照なども不足してのびの~びしてしまいます。)

それでも「コンニチワ」して戻らないときには、切り花にして楽しむのも一手。
花茎を付け根から切り、ちょっと水を切らして茎がやわらかくなったところでまっすぐにのばして新聞に巻き、40℃くらいのぬるま湯で、そのまま温度が下がるまでつけっぱなしにして水揚げします。(花が水につからない程度に深水)切り花にしても長ーく楽しめます。
 
ヘレボルス フェチダス(有茎種)を、背の高いガラスの器に丸ごと入れるとインテリアとしてもかなりポイントが高いです。(ちょっともったいないですが)

ヘレボルス フェチダス ゴールドブリオン(有茎種、黄葉品種)

ヘレボルス フェチダス ゴールドブリオン
(有茎種、黄葉品種
Helleborus foetidus 'Gold Bullion'


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あけましておめでとうございます! 辰年(リュウノヒゲ)

あけましておめでとうございます。
すっかり遅くなりましたが本年もよろしくお願い致します。
(一応、1/15までは松の内ということでご容赦を。)
 
今回は、辰年にちなんで「リュウノヒゲ」(竜の髭)をご紹介。
 
リュウノヒゲ

リュウノヒゲ Ophiopogon japonicus

「蛇の髭(ジャノヒゲ)」とも呼ばれ、丈夫で乾燥にも強く、 
グラウンドカバーや、街路樹の株元などの植栽にも
よく使われますが、3月ごろにインパクトのある青い実をつけます。

リュウノヒゲ(斑入)の青い実 Ophiopogon japonicus

  さしずめ青い瞳のボサボサの竜?

 

さて、厳寒期となり、園芸作業は「冬眠中」の方も多いと思いますが、
師走に処分特価で買ってそのまま植えてない球根。
年が明けて福袋で~新春特価で~と増えたバラの大苗。
いつのまにか3年植え替えていないバラの鉢。
などなどございませんか?|_・;)

 

冬の落葉期はバラの休眠期となり、
植えつけ&植え替え適期です。
 
真冬の寒さでも陽だまりはちょっぴり暖かいので、 
春~に向けて早めに「ガーデニング初め」を!  


Frosted rosehip berries
霜のドレスをまとったローズヒップ 
Frosted rosehip berries

 

初夏にはきっと素敵なバラが咲いてくれますね。

バラ マチルダ Matilda(FL)

ハナムグリ(コガネムシ)がお食事中

 

【オススメの土】 
バラの土

ローズソイル

【オススメの肥料】

バラの肥料


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ちょびっと マルシェ リポート

12/10(土)、六本木アークヒルズにおいて
(有)矢祭園芸の育種家 金澤 美浩氏による
約50種類のシクラメンや冬の鉢花の展示即売会が行われました。

 
私は、昼過ぎに「ヒルズマルシェ」の会場へ
イベントは、寒いながらも好天に恵まれ結構な賑わい。


「ヒルズマルシェ」
は、
六本木アークヒルズのカラヤン広場(サントリーホールの前)で
毎週土曜日に開催される朝市。産地直送の旬の野菜や果物、
焼きたてパン、ワインやチーズ、加工品、など、とっておきの
食材が並びます。アークヒルズのお店さんの出店も。
————————–

矢祭園芸の金澤さんにご挨拶し、話をうかがいながら、
季節を彩るシクラメン、ポインセチアを拝見しました。



前回のメルマガでもご紹介した
ポインセチア「アイスパンチ」も。(参考画像)


人気の八重咲きシクラメン「チモ」(参考画像)

 
お日柄もよく、サントリーホール前の噴水のところでは
ウェディングドレス姿で結婚式の写真撮影も行われていました。
ちなみに金澤さんが作ったシクラメンにも可憐な花弁の
「ウェディングドレス」という品種がございます。


ウェディングドレス(参考画像) ホワイト以外の色も。

会場をひとまわりし、変わったお野菜や、おいしそうなパン、ジャムを眺めつつ、
暖かいスープをいただきました。

「復興ひまわり大作戦」の八津尾さん(南相馬市)の
パンジー苗も「復興の花」として、応援感謝価格で販売されていました。
 

■ Information ■
 12月のヒルズマルシェは「クリスマスマルシェ」
 12/17、12/24も開催!10:00~14:00 ※ご注意を(笑) 
 (矢祭園芸さんは12/10のみの参加です。)
 

【オススメの肥料】

シクラメンの肥料

 
 こちらはシクラメン「クリスタータ」
 花色もキュート。花弁のヒダヒダが立体的で目を引く、まだレアな品種です。
 「水晶(Crystal)」が品種名の由来。

 
 今年はシクラメンがお手頃な模様。
 フリフリ&ブリブリの高級品種がお手頃な値段で
 ご近所のお店でも見られるかもしれませんね。要チェックです!


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